どーも!
たかぽんです!
notionを一年間ほど使い続けていますが、相変わらず新機能がどんどん追加されてきています!
僕もキャッチアップしないといけないなぁ...とw
今回は数式の入力についてです!
2020/06/09のアップデートで追加された機能のようですね!
早速見て行きます!
目次
数式って?
さて、数式ってなんなの?となりますが、特に変なことはなく、みなさんもよく知っている数式です。
ところが、数式には結構複雑な記号や演算子が出てきますね...
例えば√(根号)だったり、数字の右上に小さな数字を乗せる、乗数だったり...
ただの四則演算程度ならそのまま入力できたりするけど、そういう複雑な数式になるとどうしようもありません...
一応、乗数などは x^5 (=xの五乗)といった表記法もありますが、正直そのままだと見辛いですし、できれば綺麗に学校の教科書に乗っているような感じで見れると良いですよね。
それが今回できるようになりました!
ではいくつか試してみましょう!
数式を入力してみる!
さて、それでは数式を入力してみましょう!
数式を入力するためには、/math
で検索して追加 or 左側の点6つのやつから、以下の画像のブロックを追加します。
すると、以下のようになります。
これで準備OKです!
では、試しに以下の数式をコピペして、先ほど作成したブロックへ入力してみてください。
x^2 - 4x + 1 = 0
すると...?
おぉ〜、こんな感じで数式になるんですね!
ちなみに、別の入力方法として、先ほどのmathのブロックを使わずとも、普通に文字を入力している最中に数式を入れたい場合も入れることができます。
方法は簡単で、
$${ 数式 }$$
としてあげればOKです!
また、さらに簡単な方法として、以下のようにもできます。
数式をそのまま入力し、数式部分のみを選択後、出てくる画面から√xの項目を選択し、doneを押すことで数式になります。
基本的な方法は以上です!
が...
数式の入力方法がいまいちわかんないですよね...w
それについて次節で簡単に解説しておきます。
自分の思う通りの数式を作りたい!
さて、入力方法はわかりましたが、いざルートの入ったものやシグマ(和)の記号が入ったやつを表現する時どうすれば良いのだろう...?
となりますよね...w
難しい話は良いから、簡単な例を見せろ〜!
って方は、次節に置いておくので、コピペしてから活用してください。
自分で探したい方は今から簡単に解説するので引き続き本節を読んでください!
さて、それでは、notionで数式を入力する機能ですが、Tex(テフ)という文章を作成するための組版(すごい雑にいうと、wordみたいなものです!)を活用しています。
大学で理系大学出身の方はもしかしたら卒論を書く時に使わされた方も多いかも...?
現在は大抵Latexというものと一緒に扱われていて、これはTexをより使いやすいようにしてくれるやつといった認識で大丈夫です。
そのTexの数式入力部分が大体そのまま活用できそうです。
つまり、Texで数式を入力する方法を調べれば良いんですね。
ただ、Tex単体で使われることは滅多にないので、Latexで数式を入力する方法を調べれば、大抵の数式は問題なく作れるようになります。
もともと学術的な資料作成のために用いられてきたこともあり、大抵の解説は学術的になってきますが...
例えばこちらなどが参考になります。
実は...実際にnotionで使用しているのはkatexというもの(おそらくLatexの変わりのようなもの?)のようですが、いくつか試してみて大体はそのまま使用できたので、Latexで調べておけば大丈夫だと思います。
(Katexだと数式入力が網羅されたわかりやすいページがあまりなかったので...orz)
では、次節に汎用的なものを実際にNotionで記載した例と合わせて載せて行きます。
Notionで入力できる数式例
二つ以上の数式を改行して並べる
複数の数式を別々で並べて表示したい場合、二つブロックを作るのも有りですが、間隔が大きくなってしまいます。
それを良い感じにするには、\\
で区切ってあげると大丈夫です。
(数式1) \\ (数式2)
今回、みやすいよう、入力欄でも\\
ごとに改行していますが、入力欄での改行は無くても数式はちゃんと改行した形で表示されます。
もしもnotionで入力する時、上記例のように改行したい!
という方は、notionの入力時にただEnterしても改行できないので、Shift+Enterをしてみると改行されると思います。
乗数
先ほどの例でも行いましたが、乗数を表すには以下のように入力すれば大丈夫です。
指数が一桁なら{}は不要です。
底^{指数}
x^2 - 2^x + 3^8 + a^b = 0 \\
10x^2 + (10x)^2 + 10x^{20}
添字
xのi番目〜といった情報をたまに付けたりすると思いますが、そういった添字もつけることが可能です。
{数字}_{添字}
{数字}_{添字} \\
x_i + x_4 + x_{10}
分数
次は分数です。
分数は少し複雑になりますが、fracというものを使います。
入れ子(分母や分子にさらに分数を入れる)にしたい場合はさらにfracを使うようにすれば大丈夫です。
\frac{分子}{分母}
y = \frac{1}{x+y} \\
\frac{x+y}{\frac{1}{x+1}}
このように、複雑な式は関数のようなものに値を渡してあげて実現して行きます。
ルート(根号)
次は根号記号です。
\sqrt[乗根]{数式}
\sqrt[乗根]{数式} \\
\sqrt[2]{8} \\
\sqrt[4]{4x+8}
総和
次は和です。よくシグマとか言われたりするやつですね。
\sum^{繰り返し上限}_{開始位置}式
\sum^{n}_{k=1}a_k \\
\sum^{n}_{k=1}(x_{k}+y_{k}) = \sum^{n}_{k=1}x_{k} + \sum^{n}_{k=1}y_{k}
積分記号
ここら辺からはもう大抵使われない気がしますが...念のためw
\int^{上端}_{下端}関数dx
\int^{上端}_{下端}関数dx \\
\int^{b}_{a}f(x)dx = \int^{c}_{a}f(x)dx + \int^{b}_{c}f(x)dx \\
\int_{0}^{\infty}f(x)dx
行列
行列を書く時は以下のようにできます。
複雑なので、汎例は省略します!
\left( \begin{array}{rr}
a & b \\ c & d
\end{array} \right)
条件によって変わる数式のやつ
うまく言葉にできませんがあれです。あれ。
f(x) = \left\{ \begin{array}{l}
\displaystyle \frac{( x + 1 )( x + 2 )}{x} \;\;\; ( x \neq 0 ) \\
0 ( x = 0 )
\end{array} \right.
まとめ
さて、今回はnotionで数式が入力できるようになった!
とのことで、それについて調べてみました!
実態としては別途存在するTeXの応用という型で、少し一般的な方にとってはとっつきにくい形かもしれません...
ただ、理系分野における論文の執筆にも使われるほどのものなので、その自由度は折り紙付きです。
無理に慣れろ!とはいいませんが、ちょっとした数式は描けるようになっておくといいかもしれません!
是非数式が必要になったら、参考にして使ってみてくださいね!
それでわ!